甲状腺腫瘍手術とは、外科的に甲状腺癌を切除すること。甲状腺癌に対する治療の基本は手術となり、腫瘍の大きさが1センチ未満の場合で周囲のリンパ節に転移の疑いが無く、反回神経に近くない場合はまずは経過観察、腫瘍の大きさが1センチから2センチまでの場合はリンパ節転移の疑いが無ければ病変がある側の甲状腺半分を切除(葉峡部切除術)、それ以上の大きさの場合は全摘術を標準としている。