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麻酔領域
全身麻酔
麻酔方法の一つであり、中枢神経に薬物を作用させ、無痛、意識の喪失・健忘、筋弛緩、有害反射の予防、の4つを満たす状態にすることで患者の肉体的・精神的苦痛を取り除く。局所麻酔との大きな違いは意識消失の有無であり、全身麻酔はあらゆる部位の手術に用いることができることである。
硬膜外ブロックにおける麻酔剤の持続注入
更に注入カテーテルを硬膜外腔に留置して局所麻酔薬を追加することにより、より長時間除痛を行う事が出来る。硬膜外への穿刺部位を変えることで目的とする区域のみに限定して除痛を行う事が可能。
硬膜外麻酔
硬膜外麻酔は,手術中の痛みを取り手術を可能にし,また持続して麻酔薬を注入することにより術後の痛みをやわらげるために行う。脊髄を包んでいる硬膜の外側(硬膜外腔)にカテーテルを留置し,そこから麻酔薬を注入する局所麻酔の一つ。
神経ブロック
麻酔を用いた治療法の一つ。痛みの原因となる神経線維の末梢神経や交感神経節に対し、局所麻酔薬を浸透させることで、神経そのものの機能を一時的に麻痺させ、交感神経を抑制し痛みの伝達をブロックする。交感神経節ブロックとも呼ばれる。
脊椎麻酔
局所麻酔のひとつであり、脊椎のくも膜下腔に注射針を穿刺(せんし)して麻酔薬を注入し,脊髄神経の前根と後根を麻痺させることにより麻酔が得られる。腰椎に穿刺することが多いので,腰椎麻酔とよばれることがある。脊髄自体にはほとんど効果はなくあくまで神経根に作用すると考えられている。
麻酔科標榜医による麻酔(麻酔管理)
麻酔科医及び周術期管理チームによる術前の、患者に応じた麻酔計画の作成、インフォームドコンセント、手術室で行う全身管理として、大別すると呼吸管理、循環管理、疼痛管理、術後の意識の確認、ケアーを言う。
血液・免疫系領域
アレルギーの減感作療法
アレルギーを引き起こす原因となっている物質を長時間かけて少しずつ体に取り込ませ体を慣らしていく方法。一般的にこの療法は注射で行われるSLIT減感作療法は経口用に調合した原因物質エキス(スギ花粉など)を毎日、口に含み、舌下吸収させることで体内の免疫力を高め方法もある。
エイズ診療
ヒト免疫不全ウイルス(HIV)が免疫細胞に感染し、免疫細胞を破壊して後天的に免疫不全を起こす免疫不全症の診療を行うこと。地域におけるエイズ診療の中核的役割を果たすことを目的に整備されたエイズ診療拠点病院がある。
リンパ節生検
リンパ節が腫れている場合に、その原因を調べるためにリンパ節を丸ごと、もしくは一部を取り出す検査。取り出したリンパ節を固定し、顕微鏡で見て診断を確定する。またセンチネルリンパ節生検は乳癌転移、悪性黒色腫の病期(ステージ)診断にも用いられる。
リンパ組織悪性腫瘍化学療法
悪性リンパ種に対し、点滴、飲み薬による抗がん剤で治療すること。リンパ腫はリンパ系組織のがんの総称であり、主に放射線療法および化学療法を適応する。
リンパ組織悪性腫瘍放射線療法
放射線を用い患部に体外から照射する治療法である。一般に悪性リンパ腫細胞は、他のがん細胞に比べて放射線に弱い傾向があるので、病巣が大きくがん細胞の数が多い場合でも放射線治療が有効で、悪性リンパ腫細胞を壊して病巣を消失させたり、小さくしたりするために、高いエネルギーのX線を用いる。
白血病化学療法
白血病に対し、点滴、飲み薬による抗がん剤で治療すること。現在では、白血病の治療の基本は化学療法(抗がん剤)である。
白血病放射線療法
放射線を用い患部に体外から照射する治療法である。放射線療法は、通常化学療法と組み合わせて行われます。放射線を当てる事で白血病細胞を死滅させていく。
臍帯血移植
胎児と母体を繋ぐ胎児側の組織であるへその緒(臍帯:さいたい)の中に含まれる胎児血を白血病などの血液疾患患者への移植医療のこと。
血液・免疫系領域の一次診療
血液・免疫系領域における一般的な疾病に対する診断、治療を行うもので、普段の健康管理や疾病の予防なども含む。
血液凝固異常の診断・治療
一般的に大量出血や血小板・血液凝固因子不足などの原因による生体機能における血液凝固の異常の診断、治療を言う。
骨髄生検
正確な骨髄細胞密度や病理組織学的検査の為に、骨髄内骨組織を含めてそのまま骨髄組織を採取する。 骨髄生検は腸骨で行う。
骨髄移植
血液難病の患者に、提供者(ドナー)の正常な骨髄細胞を静脈内に注入して移植する治療である。骨髄移植に用いられる造血幹細胞は、末梢血からの回収PBSCTや臍帯血など、骨髄以外にも入手方法が多様化している。
造血器腫瘍遺伝子検査
染色体間で遺伝子が変化しているかどうかなどを、染色体の遺伝子を増減させ調べる検査
腎・泌尿器系領域
CAPD(腹膜透析)
腹部に植え込んだ管を使って、腹腔内へ腹膜透析液を入れ、腹膜を介して水や老廃物を取り除く方法。一般に血液透析にくらべ、身体への負担が少なく楽な療法と言われている。
体外衝撃波腎・尿路結石破砕術
衝撃波を使用し結石を破砕する治療方法。手術室で行う治療に比べ安全、短時間、簡易的、非侵襲的、無麻酔であり、入院期間も短く症例によっては外来治療も可能
前立腺悪性腫瘍化学療法
前立腺癌に対し、点滴、飲み薬による抗がん剤で治療すること。通常はホルモン療法が有効でないか、ホルモン療法が効かなくなった場合に行うことが多く、症状をやわらげる目的で使用される。
前立腺悪性腫瘍手術
外科的に前立腺癌を切除すること。根治的手術として前立腺を精嚢とともに切除し、膀胱と尿道を吻合場合と姑息手術として進行性前立腺癌などで尿道狭窄が出現し排尿困難場合、対処的に経尿道的前立腺切除術が行われる。
前立腺悪性腫瘍放射線療法
放射線を用い患部に体外から照射する治療法である。前立腺癌の場合、密封小線源を前立腺内に埋め込む体内照射と高エネルギーX線を前立腺に照射する体外照射があり、有効性高く、骨転移による骨痛の除去に利用されることもある。
夜間透析
血液透析を睡眠中に行うことを言う。
尿失禁治療
切迫性尿失禁は膀胱の神経過敏によると考えられ、主に薬物治療を行い、腹圧性尿失禁は尿道スリングテープ手術が標準治療法となっている。
生体腎移植
末期腎不全で腎臓が機能しなくなった患者に他人の腎臓を移植し、その人の腎臓として働くようにさせる治療方法。死体腎移植と生体腎移植に分けられる。
腎悪性腫瘍化学療法
腎癌に対し、点滴、飲み薬による抗がん剤で治療すること。腎臓がんの増殖スピードが遅い事から一般的に抗がん剤による治療の効果はそれほど期待ができないとされている。
腎悪性腫瘍手術
外科的に腎臓癌を切除すること。癌の病巣と腎臓の一部を切除する方法と腎周囲脂肪組織・副腎も含め腎臓ごと腫瘍を取り除く方法がある。一般的に膀胱の一部を含めて腎、尿管を摘出する。
腎生検
腎臓を細い針で刺して、一部腎臓の組織を採取して、顕微鏡で糸球体や尿細管の状態等を調べる検査。通常、顕微鏡だけではなく、電子顕微鏡でも観察し、組織を蛍光染料で染めて、自己免疫タンパクの有無も調べる。
腎・泌尿器系領域の一次診療
腎・泌尿器系領域における一般的な疾病に対する診断、治療を行うもので、普段の健康管理や疾病の予防なども含む。
膀胱悪性腫瘍化学療法
膀胱癌に対し、点滴、飲み薬による抗がん剤で治療すること。多くは静脈注射が用いられるが、動脈に直接薬を注入する方法もある。膀胱癌には一般的に補助療法として用いられる。
膀胱悪性腫瘍手術
手術療法として、一般的に経尿道的腫瘍切除術と膀胱全摘除術がある。
膀胱鏡検査
膀胱鏡(金属製の筒直径6mm、長さ30cm位)を尿道口から挿入し、尿道と膀胱を観察する検査のこと。炎症や腫瘍を観察し、腫瘍が疑われる場合には、その部分から組織を採取し、生検を行なうこともある。
血液透析
血液を体外に取り出し、ダイアライザーと呼ばれる透析器(人工腎臓)に通すことによって、尿毒症の原因物質や老廃物の排泄、 血液中のNa(ナトリウム)・K(カリウム)・Ca(カルシウム)といった電解質と 酸性・アルカリ性のバランスの維持、体液量の調節を代行し、血液を浄化し、体内に戻すこと。
腹腔鏡下前立腺悪性腫瘍手術
カメラ(腹腔鏡)や手術器具を体の中にいれて、テレビ画面で観察しながら前立腺の悪性腫瘍を取り除く治療法
肝・胆道・膵臓領域
体外衝撃波胆石破砕術
体の外から特殊な音波を結石に当てて、細かく砕いて体の外に排出させる治療法。 腎盂、腎杯、尿管、胆道系の結石が適応。
内視鏡的胆道ドレナージ(ERBD)
チューブを鼻から体外に誘導する内視鏡的経鼻胆管ドレナージと短いプラスチックのチューブを胆管と十二指腸の間に留置する胆管チューブステント留置があり、胆汁を体外に排出させる。
生体肝移植
提供者(ドナー)の肝臓の一部を切り取り、患者(レシピエント)に移植する事。
経皮経肝的胆道ドレナージ(PTCD)
胆石や腫瘍などで胆道がつまり、胆汁が排出されなくなった場合、黄疸などを緩和するために、皮膚から小さな瘻孔をあけ、肝内胆管にチューブを入れ、胆汁を体外に排出する方法のこと。
肝悪性腫瘍化学療法
肝癌に対し、点滴、飲み薬による抗がん剤で治療すること。遠隔転移がある場合や、手術や局所療法(PEIT・RFA・TAE)が行えない場合に、全身化学療法として分子標的治療薬が施行される。
肝悪性腫瘍手術
外科的に肝癌を切除すること。病変が単発で、肝硬変が進んでいないものが、肝切除術の基本的な適応である。単発の癌に対して手術切除は極めて有用な治療である。
肝生検
肝臓に針を刺して組織や細胞を採取し、顕微鏡で細かく観察する検査。
肝・胆道・膵臓領域の一次診療
消化器系領域における一般的な疾病に対する診断、治療を行うもので、普段の健康管理や疾病の予防なども含む。
胆石症手術(腹腔鏡下)
腹腔鏡による手術によって胆嚢、胆石を摘出する事。
胆石症手術(開腹)
開腹による手術によって胆嚢、胆石を摘出する事。
胆道悪性腫瘍化学療法
胆道癌に対し、点滴、飲み薬による抗がん剤で治療すること。一般的に胆道癌は抗がん剤が効きにくい癌の一つであり、抗癌剤で癌を完全に治すことは困難とされている。化学療法の目的は、癌による症状を和らげ、延命が目的とされている。
胆道悪性腫瘍手術
外科的に胆道癌を切除すること。手術療法のみが根治的治療として確立してる。
膵悪性腫瘍化学療法
膵臓癌に対し、点滴、飲み薬による抗がん剤で治療すること。全身的な治療効果が期待でき、膵癌の治療成績を改善するためには不可欠な治療法であると言われ、切除不能例に対する化学療法、手術後の補助化学療法のほか、術前投与などの取り組みも行われている。
膵悪性腫瘍手術
外科的に膵臓癌を切除すること。一般的に手術は根治の可能性がある唯一の治療法とされ、化学療法、放射線療法と併用する場合もある。
膵悪性腫瘍放射線療法
放射線を用い患部に体外から照射する治療法である。切除不能な局所進行症例に対して施行されているが、術前放射線療法としても併用されている。
耳鼻咽喉領域
副鼻腔炎手術
炎症により副鼻腔に溜まった膿を取り除き、溜まりやすい原因を外科的に取り除く手術。
副鼻腔炎手術(内視鏡下)
直径5ミリ程度の内視鏡を鼻の穴から入れ、モニターで内部を見ながら副鼻腔に溜まった膿を取り除く治療。
咽頭悪性腫瘍化学療法
放射線療法の根治性を向上させることや、遠隔転移を防止、根絶することで、内服あるいは点滴で抗癌剤を投与する方法。単独で癌を制御することは期待できません。
咽頭悪性腫瘍手術
咽頭癌(上咽頭癌、中咽頭癌、下咽頭癌)の再発腫瘍を含め、外科的に取り除く手術。
咽頭悪性腫瘍放射線療法
咽頭癌治療で放射線療法は第一選択となり、高エネルギーのX線を頸の外から照射し癌細胞を破壊する方法。1日1回の照射を30~35回(60~70Gy)行い、通常一週間に5日照射し、6~7週間かかります。副作用として照射部位の火傷症状(皮膚炎、咽頭炎)や味覚障害、口渇、食欲不振を生じることが多くある。
喉頭ファイバースコピー
喉頭を検査する最も一般的な検査。直径3mmの細いファイバースコープのより、鼻から検査することができ、反射が少なく、楽に検査ができる。
喉頭悪性腫瘍化学療法
内服あるいは点滴で抗癌剤を投与する方法。単独で癌を制御することは期待できませんが、手術の補助的療法として行われたり、放射線療法と併用して行われる。
喉頭悪性腫瘍手術
喉頭癌の外科的治療には、部分切除術(甲状軟骨を切断または切除して、内腔の病変を摘出する方法)と喉頭全摘術(甲状軟骨、輪状軟骨とその周囲の筋肉や、場合によっては甲状腺を含めて一塊として摘出する方法)がある。
喉頭悪性腫瘍放射線療法
放射線治療は、早期喉頭癌の根治療法であり、高エネルギーのX線を頸の外から照射し癌細胞を破壊する方法。1日1回の照射を30~35回行い、通常一週間に5日照射し、6~7週間かかる。副作用として照射部位の火傷症状(皮膚炎、咽頭炎)や味覚障害、口渇、食欲不振を生じる。
小児聴力障害診療
幼少児に対し、年齢に応じ種々の検査を用い難聴の度合い、原因を診断、治療すること。
純音聴力検査
125ヘルツから8000ヘルツまで7種類の純音を用いて普通の人の最小可聴値を0デシベルとして比較して聴力レベル)を調べる検査。
耳鼻咽喉領域の一次診療
耳鼻咽喉科領域における一般的な疾病や軽度の外傷などに対する診断、治療を行うもので、普段の健康管理や疾病の予防なども含む。
舌悪性腫瘍化学療法
舌癌に対し、点滴、飲み薬による抗がん剤で治療すること。
舌悪性腫瘍手術
舌癌を外科的に取り除く手術。
舌悪性腫瘍放射線療法
舌癌に対して、組織内照射にて弱い放射線を出すセシウム(137Cs)とかイリジウム(192Ir)といった小線源をがん病巣に刺入して1週間ほど留置する低線量率照射法と、強い放射線を出すイリジウム(192Ir)やコバルト(60Co)小線源を8~10回にわけて遠隔操作で線源を患部に送り込んで照射する高線量率照射法がある。
補聴器適合検査
加齢、中耳炎の後遺症や、突発性難聴の後遺症による難聴の多くは未だ根治的な治療が困難で、補聴器による聴力の補充が必要になる場合があり、補聴器の必要性、種類を特定するための検査。
電気味覚検査
味覚を感じる神経の左右差を調べる検査。
鼓室形成手術
外耳道から入ってきた音を、鼓膜と耳小骨によって、内耳へと効率良く伝えるという働きをしている中耳に発生した問題を外科的に取り除き、さらに鼓室、中耳の部分の空洞とその機能を修復する手術のことである
緩和ケア領域
がんにともなう精神症状のケア
癌患者の約半数及ぶに精神症状(適応障害、うつ病、せん妄等)が認められ、適応障害、うつ病の最大の原因の一つは痛みであり、せん妄は特に終末期の身体状態の悪化する時期に増加すると言われ、治療、QOL改善のための精神的ケアを言う。
医療用麻薬によるがん疼痛治療
癌疼痛とは、癌自体が直接の原因 となる痛み、癌治療に伴って生じる痛み、癌に関連し.た痛み、併発した癌に関連しない疾患による痛み等、癌患者に生じる痛みのすべてを含む。患者様の痛みの軽減、取り除く事治療の事を言う。
緩和的放射線療法
緩和的放射線療法は、癌による症状を軽減させることによって、長期的な癌のコントロールが不可能な患者にできるだけ高いクオリティ オブ ライフを提供することを目的とした治療法の一つである。他の方法で治療できない、一部分に限られた腫瘍から生じる出血、痛み、あるいは機能低下などの症状をコントロールするために行われる。
粒子線治療
電離能力を持った高エネルギー粒子の流れをがん病巣に狙いを定めて照射し、がん細胞を無くす治療
精神科・神経科領域
心的外傷後ストレス障害(PTSD)
心に加えられた衝撃的な傷が元となる、様々なストレス障害を引き起こす疾患のこと。
アルコール依存症
薬物依存症の一種で、飲酒などアルコールの摂取によって得られる精神的、肉体的な薬理作用に強く囚われ、自らの意思で飲酒行動をコントロールできなくなり、強迫的に飲酒行為を繰り返す精神疾患である。
思春期のうつ病、躁うつ病
思春期に発症するうつ病、躁うつ病であり、双極性障害とも言う。躁,うつ,正常の気分状態の期間が交互に出現することによって特徴づけられ,さらにそれぞれが1回につき数週間から数カ月間継続する障害である。
摂食障害(拒食症・過食症)
食行動の異常に基づく原因不明の難治性の疾患。
精神分析療法
口述による自由連想法を用いて、抵抗、転移、幼児体験等の分析を行い解釈を与えることによって洞察へと導く治療法を言う。
発達障害(自閉症、学習障害等)
自閉症、アスペルガー症候群その他の広汎性発達障害、学習障害、注意欠陥多動性障害その他これに類する脳機能の障害であってその症状が通常低年齢において発現するもの。
睡眠障害
睡眠障害とは不眠症をはじめ、いびきや寝言まで「睡眠」に関する疾患をさす。睡眠障害は「睡眠障害国際分類」では88種類に分類される。
神経症性障害(強迫性障害、不安障害、パニック障害等)
神経症性障害は神経症の新しい呼び方であり、ノイローゼや、神経質症、不安障害、恐怖症などと呼ばれ、精神的な「とらわれ」が原因になって起こってくる症状。
禁煙指導(ニコチン依存症管理)
ニコチン依存症治療において、カウンセリング療法と、ニコチンを抜くニコチン置換療法または非ニコチン製剤などによる禁煙法を併用する。その中でニコチン依存管理を行うこと。
精神科ショート・ケア
こころの悩みを持つ人の地域での生活の向上と病気の再発防止を目的とした、精神科リハビリテーションを行う外来治療のひとつ。
精神科デイ・ケア
精神障害のある方が、グループ活動、集団活動を通じて、 就労などの社会復帰や、よりよい社会参加を 目指していくことを目的とするもの 。
精神科デイ・ナイト・ケア
精神障害のある方が、グループ活動、集団活動を通じて、 就労などの社会復帰や、よりよい社会参加を 目指していくことを目的とするもの 。
精神科ナイト・ケア
精神障害のある方が、グループ活動、集団活動を通じて、 就労などの社会復帰や、よりよい社会参加を 目指していくことを目的とするもの 。
精神科・神経科領域の一次診療
精神科・神経科領域における一般的な疾病や軽度の外傷などに対する診断、治療を行うもので、普段の健康管理や疾病の予防なども含む。
終夜睡眠ポリグラフィー
睡眠ポリグラフィー検査は、睡眠の状態を全体的に調べる検査で、脳波や心電図、胸部の動き、血中の酸素量を指す。
臨床心理・神経心理検査
脳の機能不全や心理社会的な要因によって生じるこころの病気を診断するための 発達及び知能検査 ・人格検査・認知機能検査その他の心理検査を言う。
薬物依存症
同量の薬物を摂取した場合の薬物の効果が薄れる薬物耐性が形成され、薬物に対する渇望が存在し、薬物の摂取量が減った離脱時に離脱症状を呈するといったいくつかの診断基準を満たした精神疾患である。
認知症
いろいろな原因で脳の細胞が死んでしまったり、働きが悪くなったためにさまざまな障害が起こり、生活するうえで支障が出ている状態(およそ6ヵ月以上継続)を指す。
重度認知症患者デイ・ケア
重都認知症デイケアとは. 介護保険ではなく、医療保険適用のデイケアである。 認知症があり、精神症状・行動異常が著しい方の生活機能の回復、維持を行う事。
精神療法
薬などの体に直接働きかける方法を使わずに、対話したり訓練することで病気を治療する方法
心身医学療法
認知・行動療法、自律訓練法、交流分析などで体の症状とストレスの関連を明らかにし心と体のの病気を治療する方法
筋・骨格系及び外傷領域
アキレス腱断裂手術(筋・腱手術)
アキレス腱に強いストレスが加わることでアキレス腱断裂した場合の治療の一つとして、アキレス腱を縫合糸で繋ぎ合わせる手術のこと。
椎間板ヘルニアに対する内視鏡下椎間板摘出術
内視鏡を用い神経を圧迫している椎間板を切除(切除)する手術。侵襲が少ないということが最大の利点。一般的に術後の痛みが軽く、回復も早く、感染の危険性が小さく、呼吸器系の合併症も少ない。
小児整形外科手術
小児の整形領域における外科治療を指す。成長という要素を考慮して治療を行っていくことが重要とされ、小児整形外科領域では、装具療法や手術が治療の主体となることも
手の外科手術
手指の切断の吻合、外傷性や腫瘍切除で失った部分に他の部分からの組織移植・再建等を行い、一般的にマイクロサージャリーを用いて行う。また腱移行術などの機能再建術、神経損傷等の手に関する手術を言う。
椎間板摘出術
神経を圧迫している椎間板を切除(切除)する手術。従来行われてきた部分椎弓摘出(切除)による椎間板摘出(切除)術をはじめ、近年では顕微鏡下椎間板摘出(切除)術や内視鏡下椎間板摘出(切除)術といったより侵襲の少ない手術法も導入されている。
筋・骨格系及び外傷領域の一次診療
筋・骨格系及び外傷領域における一般的な疾病や外傷などに対する診断、治療を行うもので、普段の健康管理や疾病の予防なども含む。
義肢装具の作成及び評価
義肢装具は四肢・体幹の機能障害の軽減をはかるため、個々の患者・障害者が適切な義肢装具を利用できる様、医師・看護婦・理学療法士・作業療法士・義肢装具士・医療ケースワーカーなど医療関係職種からなるチーム医療として行われる中の義肢装具の作成及び評価・訓練のこと。
脊椎手術
神経が圧迫され、耐えがたい痛みやしびれや、麻痺の原因となっている圧迫された神経(脊髄、神経根、馬尾神経)への圧力を取り除いて症状を緩和するための手術を言う。
軟部悪性腫瘍化学療法
悪性軟部腫瘍に対し、点滴、飲み薬等による抗がん剤で治療すること。腫瘍に血液を送っている動脈に直接抗がん剤を注入し、局所の腫瘍を死滅させる方法として、動脈内投与もある。悪性度の高い肉腫は手術だけではなく、化学療法(抗がん剤)や放射線療法、さらには温熱療法など、さまざまな治療方法を組み合わせた治療集学的治療を行う。
軟部悪性腫瘍手術
外科的に脊髄の癌を切除すること。脊髄腫瘍は、脊髄および脳脊髄を保護する膜(軟膜・くも膜・硬膜)から発生する腫瘍で、原発性の腫瘍と転移性の腫瘍があり、肉腫等の悪性の腫瘍取り除く事。
関節鏡検査
光源と鏡筒からなる細い筒を小さな皮膚の切開部から挿入し,関節腔内に生理食塩水を満たした状態にして内部を見る。膝関節ばかりでなく、機器の開発により、肘や肩、足などの小さな関節の内腔も可能となっている。
骨悪性腫瘍化学療法
悪性骨腫瘍に対し、点滴、飲み薬等による抗がん剤で治療すること。骨肉腫やユーイング肉腫には、抗がん剤による化学療法が有効。通常3週間程度の間隔をおいて抗がん剤を投与する。
骨悪性腫瘍手術
悪性骨腫瘍に対し、点滴、飲み薬等による抗がん剤で治療すること。原発性悪性骨腫瘍の治療で最も中心的な役割を果たすのは外科療法ですが、転移がある腫瘍や悪性度の高い腫瘍では、一般的に血液の流れに乗って転移することが多いため、全身的な治療も必要となる。
骨折観血的手術
骨折治療として、骨折の程度(骨の折れ具合・離れ具合)が重度であったり、関節の周囲の骨折で、神経や血管の損傷を伴っている場合、可能な限り骨折前の状態に戻し、金属(プレート、ネジ、鋼線)等で固定、或いは骨の欠損がある場合、腸骨等から骨を採取し、欠損部に移植する事。
人工股関節置換術(関節手術)
股関節の傷ついた部分を取り除いて、人工の関節に置き換える手術
人工膝関節置換術(関節手術)
膝関節の傷ついた部分を取り除いて、人工の関節に置き換える手術
神経・脳血管領域
てんかん手術を含む機能的脳神経手術
難治性てんかんに対し、外科的治療をいう。
光トポグラフィー
赤外線よりもやや波長が短い近赤外光を用い、この光を頭部に当て、反射してくる光を計測し、頭皮から3cmほど内側にある大脳皮質の血液のヘモグロビン量の変化を読み取り、脳の活動(活性化)状態を数値化し、その波形をリアルタイムで画像化する。
小児脳外科手術
脳外科手術には穿頭術、穿頭術、神経内視鏡手術、血管内手術がある。
悪性脳腫瘍化学療法
悪性脳腫瘍化学療法は悪性脳腫瘍に対し点滴、飲み薬による抗がん剤で治療する
悪性脳腫瘍放射線療法
脳腫瘍の放射線治療は、体外の照射装置から放射線をあてる外部照射が最も広く普及し、ガンマナイフやサイバーナイフもこの治療法の一種
抗血栓療法
薬剤により脳梗塞の原因となる血栓ができるのを防いだり、溶かしたりするすることにより、血管の詰まりを除いたり、抑制を行う治療方法。
神経磁気診断
中枢神経から発生する極めて微弱な磁気を、敏感な磁気センサーで記録し、その中枢神経の活動の位置と様式を明らかにする検査
神経・脳血管領域の一次診療
主にに脳外科領域の神経・脳血管領の一般的な疾病や軽度の外傷などに対する診断、治療を行うもので、普段の健康管理や疾病の予防なども含む。
脳動脈瘤根治術(被包術、クリッピング)
脳動脈瘤は血管壁が瘤状に変化したものであり、くも膜下出血の最大の原因となり、この治療として、脳動脈瘤の根元を特殊なクリップではさむクリッピング術、動脈瘤壁を補強する動脈瘤被包術(コーティング術、ラッピング術)をがある。
脳動脈瘤根治術(被包術、クリッピング)(24時間対応)
脳動脈治療として、クリッピング術(脳動脈瘤頚部クリッピング/ネッククリッピング)、動脈瘤トラッピング術や動脈瘤壁を補強する動脈瘤被包術(コーティング術、ラッピング術)を24時間受け入れ可能な体制を行っている事。
脳動静脈奇形摘出術
脳動静脈奇形は胎児期に発生する先天性異常で、正常血管組織に比べて壁が弱く、脳出血、クモ膜下出血の原因となり、これを取り除く手術の事。
脳波検査
頭部に電極を付け、その電流を誘導して増幅器で増幅させ、波形として記録する検査。頭皮上で見ているものは主に大脳皮質の電気活動であるが、深部の活動も一部反映される。
脳血管内手術
開頭手術の難しい場所にある脳の動脈瘤や脳の血管の奇形を血管の中から埋めてしまったり、脳の血管が細くなって詰まっている部分を広げたりする治療。
経皮的選択的脳血栓・塞栓溶解術
脳の血管に詰まっている血栓(けっせん:血液の固まりのこと)を薬によって溶かして、血流を回復させる治療法
経皮的選択的脳血栓・塞栓溶解術(24時間対応)
脳の血管に詰まっている血栓(けっせん:血液の固まりのこと)を薬によって溶かして、血流を回復させる治療法
長期継続頭蓋内脳波検査
開頭術により電極を留置し、2週間程度の脳波記録を行うこと。電極には硬膜下電極(脳表面に留置して脳波を記録)と脳内電極(海馬、扁桃体などの脳深部に留置し、脳波を記録)の2種類がある。
頭蓋内圧持続測定
頭蓋骨の直下に圧電センサーを入れる方法と、側脳室に直接チューブを差し込んでそこから立ち上がる水柱の圧を測る方法で、頭蓋骨内部の圧力を測定する。
脳腫瘍摘出術
頭蓋骨を開けて、顕微鏡を用いて脳腫瘍を摘出すること。
頭蓋内血腫除去術
硬膜外、硬膜下、脳内に出血等による血腫を除去する手術。
頭蓋内血腫除去術(24時間対応)
硬膜外、硬膜下、脳内に出血等による血腫を除去する手術。この治療を24時間受け入れ可能な体制を行っている事。
頸部動脈血栓内膜剥離術
頸動脈を直接切開して掃除する手術。脳へ血を送る内頸動脈を切開し、アテロームや、プラークを取り除く手術。
脊髄腫瘍摘出術
脊髄の中やすぐ近くに発生した腫瘍を切除する治療法
脳磁図
頭の表面を出入りしている磁場を測定・解析し、脳の電気現象をあきらかにする計測。
眼領域
コンタクトレンズ検査
コンタクトレンズが装用できる目かどうか、また適切なコンタクトレンズを決めるために必要な検査。
小児視力障害診療
乳幼、小児期は視機能に影響を受け易い発達時期であり、この時期に発達を阻害されると弱視になる可能性がある。そのための視力障害の診療を言う。
斜視手術
眼球に付着している筋肉の位置を変えて眼位を矯正し、視機能の発育をうながすための手術。
水晶体再建術(白内障手術)
白内障で混濁した水晶体を取り除いて人工眼内レンズを挿入する手術。
眼領域の一次診療
眼科領域における一般的な疾病や軽度の外傷などに対する診断、治療を行うもので、普段の健康管理や疾病の予防なども含む。
硝子体手術
網膜上にある出血や増殖組織などを含めて病的な硝子体を切除する手術。
網膜光凝固術(網膜剥離手術)
網膜光凝固術にはレーザー装置が用いられ、特定の波長のレーザー光で病的な網膜を凝固させることにより病気の進行を抑えことを言う。
緑内障手術
点眼剤などの治療でも眼圧が下がらず、緑内障の視野障害の進行が認められるとき眼圧を下げるための手術。
角膜移植術
角膜に病気があって,このために視力が低下している状態を治療するために行われます
皮膚・形成外科領域
アトピー性皮膚炎の治療
アトピー性皮膚炎は遺伝的な病気であり、皮膚に炎症が生じている状態で、一般的には抗炎症作用と免疫抑制作用を備えた副腎皮質ステロイド薬の外用と鎮静後保湿剤外用が主な治療となる。
マイクロサージェリーによる遊離組織移植
手術用の顕微鏡下にて、皮膚・皮下脂肪や筋肉・骨などに血管を含めた「生きた自家組織」の移植。
光線療法(紫外線・赤外線・PUVA)
病変部位に光線を照射し、難治性皮膚疾患の治療、体内にたまったビリルビンを破壊する治療法。
凍結療法
超低温で病変部の細胞を凍結させることによって、その組織を壊死させる治療法。
唇顎口蓋裂手術
顔面先天奇形のひとつで、唇や口の中がわれているものを言い、口唇・口蓋・顔面の形成手術(披裂部を手術)。
熱傷(中等症)の入院治療
熱傷部位の湿潤環境を保ちつつ感染を予防するために、消毒・軟膏による治療と重度の場合は植皮術という皮膚を植える手術を行う事がある。
皮膚悪性腫瘍化学療法
抗がん剤を用いて癌を治療すること。がん細胞は正常細胞よりも分裂増殖が盛んなため多くの化学療法剤は細胞分裂を阻害することで、短時間で分裂する細胞を効果的に標的にし、癌細胞 の増殖を抑えたり、再発や転移を防いだりする。
皮膚悪性腫瘍手術
患部を外科的手術にて切除する治療法。放射線治療、化学療法(抗ガン剤)も有効であり、併用あり。
皮膚生検
病変のある皮膚組織の一部を採取し、それをもとに標本を作製して顕微鏡で観察する検査。
皮膚・形成外科領域の一次診療
皮膚科・形成外科領域における一般的な疾病や軽度の外傷などに対する診断、治療を行うもので、普段の健康管理や疾病の予防なども含む。
真菌検査
皮膚の検体を採取し、培養を行い顕微鏡により観察診断する。
良性腫瘍・母斑などの切除・縫合手術
ほくろに代表される良性腫瘍、あざ等を切除し、縫合手術。
顔面外傷の治療
顔面の形態を可能な限り受傷前の状態に復元
病理診断
病理診断(専ら病理診断を担当する医師による診断)
人体から採取された材料について顕微鏡で観察し、病理学の知識や手法を用いて病変の有無や病変の種類について診断すること。
病理迅速検査
外科手術や内視鏡手術時に行われる病理診断。術中病理診断。手術中の限られた時間内に病変部の性質、たとえば腫瘍が良性か悪性かなどを決めたり、転移や病変部の取り残しがないかになどついて調べる。
画像診断
ポジトロン断層撮影(PET)又はポジトロン断層・コンピューター断層複合撮影
放射性薬剤を体内に投与し、特殊なカメラで分析して体の細胞の活動状況を画像で見る方法
マンモグラフィー検査(乳房撮影)
乳癌の早期発見のために乳房X線撮影装置を用いて、人の乳房をX線撮影すること。
CT撮影
単純CT撮影とは、造影剤を使わずに撮影を行うものを単純CTと呼ぶ。 一般的なスクリーニングとして用いられる場合が多い。
画像診断管理(専ら画像診断を担当する医師による読影)
画像診断とは、電離放射線(X線など)、超音波、核磁気共鳴などを用いて、主として疾患による形態上の変化を画像化し、診断することであり、その画像、診断記録を管理すること。
遠隔画像診断
遠隔放射線診断とは、X線画像やCT画像、MRI画像などをネットワークを通じて他の医療機関に伝送して、診断や助言、診療指示などを受けることである。
MRI撮影
MRIとはMagnetic Resonance Imagingであり、磁気共鳴という物理現象を応用し、人体の水素原子核からの信号をとらえて、あらゆる断面の画像を得ることができる。
産科領域
ハイリスク妊産婦共同管理
妊産婦死亡・周産期死亡・周産期罹患の発生する可能性が高い妊婦・胎児を管理すること。
卵管鏡下卵管形成術
不妊治療のうち、卵管が詰まったり、狭くなることで、卵子や精子が卵管を通ることができない「卵管性不妊症」を対象にした内視鏡治療のひとつ。子宮内にカテーテルを挿入し、卵管通過性を回復させる治療法。
正常分娩
自発的な陣痛を経て、胎児及びその付属物の娩出(分娩第1~3期)・出産後の子宮の収縮(分娩後期)という一連の生理的経過を経て分娩すること。妊娠38週から41週までの間に生じ、帝王切開などの医学的介入を必要とせずに終了した自然分娩のこと。
産科領域の一次診療
産科領域における一般的な疾病に対する診断、治療を行うもので、普段の健康管理や疾病の予防なども含む。
緊急帝王切開術
母体または胎児に危険が迫る状況の時、分娩が始まってから急遽帝王切開術を行うこと。
選択帝王切開術
自然分娩が難しいと判断された場合に母親の腹部と子宮を切開して、直接赤ちゃんを取り出す出産方法。
卵管形成手術
卵管のつまりを改善する治療法
ハイリスク妊産婦連携指導
妊産婦死亡・周産期死亡・周産期罹患の発生する可能性が高い妊婦・胎児の連携管理
消化器系領域
上部消化管内視鏡検査
内視鏡(ファイバースコープ)で食道、胃の粘膜を直接観察したり、撮影して診断を行なったりする検査。潰瘍や炎症、ポリープなどの悪性・良性を判定する場合などに行なわれる。
上部消化管内視鏡的切除術
内視鏡(ファイバースコープ)を用いて、ポリープ、早期胃癌を切除し取り除くことを指す。
下部消化管内視鏡検査
内視鏡(ファイバースコープ)で大腸(直腸・結腸)の粘膜を直接観察したり、撮影して診断を行なったりする検査。潰瘍や炎症、ポリープなどの悪性・良性を判定する場合などに行なわれる。
下部消化管内視鏡的切除術
内視鏡(ファイバースコープ)を用いて、大腸ポリープ、早期大腸癌を切除し取り除くことを指す。
人工肛門の管理
人工肛門には肛門括約筋が無いことから自分の意思で排便をがまんしたり、便を出したりすることができないため。不随意な排便にわずらわされることなく日常生活を快適に送るため管理。身体障害者福祉法に基づき、身体障害者と認定され、福祉サービスが受けられる。
大腸悪性腫瘍化学療法
胃癌に対し、点滴、飲み薬による抗がん剤で治療すること。一般的に手術で切除できない癌や手術後の補助療法として、抗がん剤と分子標的薬剤を組み合わせて化学療法が行われる。
大腸悪性腫瘍手術
外科的に大腸癌を切除すること。大腸癌の切除と、癌が転移している又は転移している可能性があるリンパ節を切除する。
消化器系領域の一次診療
消化器系領域における一般的な疾病に対する診断、治療を行うもので、普段の健康管理や疾病の予防なども含む。
胃悪性腫瘍化学療法
胃癌に対し、点滴、飲み薬による抗がん剤で治療すること。一般的に進行癌に対して、外科的治療と術前投与、術後投与を併用することがあり、また、再発癌の治療にも多剤併用療法が用いられる。
胃悪性腫瘍手術
外科的に胃癌を切除すること。胃癌の手術は病変を残さず切除するとともに、周辺のリンパ節を併せて取り除く。
胃悪性腫瘍放射線療法
放射線を用い患部に体外から照射する治療法である。胃癌細胞が放射線治療にあまり反応しないこと、胃周囲のがんのない臓器が放射線に対して弱いことなどから、切除出来ない進行癌、抗がん剤が無効の進行癌、再発した胃癌などに対する補助的な治療法として用いられる。
虫垂切除術(乳幼児を除く)
急性虫垂炎の治療として、外科的に切除すること。
食道悪性腫瘍化学療法
食道癌に対し、点滴、飲み薬による抗がん剤で治療すること。術前や、放射線治療との併用に対して行われ、遠隔転移を生じたM1の場合等では全身化学療法が施行される。
食道悪性腫瘍手術
外科的に食道癌を切除すること。高齢者を除き、食道がんに対して切除と再建を一期的に行う方法が標準的な手術方法である。
食道悪性腫瘍放射線療法
放射線を用い患部に体外から照射する治療法である。現在比較的広く行われてきており、根治的治療目的で単独放射線療法でも良好な成績が報告されている。
腹腔鏡下大腸悪性腫瘍手術
カメラ(腹腔鏡)や手術器具を体の中にいれて、テレビ画面で観察しながら大腸の悪性腫瘍を取り除く治療法
腹腔鏡下胃悪性腫瘍手術
カメラ(腹腔鏡)や手術器具を体の中にいれて、テレビ画面で観察しながら胃の悪性腫瘍を取り除く治療法
移植用部分小腸採取術(生体)
移植する人の健康なご家族などから、移植用の小腸を取り出す手術
生体部分小腸移植術
疾患のある小腸を、移植する人の健康なご家族などから提供された健康な小腸に置き換える手術
移植用小腸採取術(死体)
脳死・心停止になった方から、移植する用の小腸を取り出す手術
同種死体小腸移植術
疾患のある小腸を、脳死・心停止になった方から提供された健康な小腸に置き換える手術
歯科領域
唇顎口蓋裂の歯科矯正治療
唇顎口蓋裂は一般に兎唇(としん)、みつくちといわれ唇や口の中がわれているものをいい顔面先天奇形のひとつである。反対咬合となることが多く、歯科矯正治療を必要とする。
成人の歯科矯正治療
悪い歯ならびや噛み合わせを、きちんと噛み合うようにして、きれいな歯ならびにする歯科治療。矯正装置を通じて、歯やアゴの骨に力をかけてゆっくりと動かして、歯ならびと噛み合わせを治す。
歯科領域の一次診療
歯科領域における一般的な疾病や軽度の外傷などに対する診断、治療を行うもので、普段の健康管理や疾病の予防なども含む。
著しく歯科診療が困難な者(障害者等)の歯科治療)
心身の病気や障害を持った方への歯科治療を言う
顎変形症の歯科矯正治療
顎変形症とは、上あご(上顎骨)または下あご(下顎骨)あるいはその両方の大きさや形、位置などの異常によって、顔面の変形と、かみ合わせの異常を起こしている状態をいう。外科手術で口腔領域を正常にする。軽度のものは、外科手術を行わず、歯列矯正のみで改善する。
放射線治療領域
ガンマナイフによる定位放射線治療
ガンマナイフとは定位放射線治療を行う放射線照射装置の一つであり、これを用いいた放射線治療である。この装置の特徴は201個のコバルト60の線源をヘルメットのような形状に並べ、これらの線源を精密にコントロールし、病変部にピンポイントでガンマ線を集中照射する。
体外照射
放射線療法の照射方法の一つで、放射線治療装置を用いて身体の外部から癌等に高エネルギーの放射線に照射する事を言う。
密封小線源照射
放射線を放出する密封小線源(カプセルに密封された放射性同位元素)の放射線を癌組織に照射する治療。
直線加速器による定位放射線治療
直線加速器(マイクロトロンを含む。)は、電子の流れを加速し、それをタングステンなどのターゲットに当てて、できるX線を極小照射野で線量を集中的に癌細胞に照射する治療法。
術中照射
術中照射とは、手術中に患部を露出させてがん組織に直接、放射線を照射する方法。通常の放射線治療では治すことが困難な多くの悪性腫瘍に応用され、主として難治性の膵がんや骨肉腫等に効果がある。
循環器系領域
ペースペーカー移植術
心筋に電気刺激を与えることで必要な心収縮を発生させる医療機器を鎖骨の下の胸部に埋め込む手術のこと。
ペースメーカー管理
ペースメーカー植え込み後、ペースメーカーの働き具合い(リード・電極の位置・走行、出力調整、感度の調整、電池寿命の予測等)・傷の状態・患者さんの全身状態などのチェックを行うこと。
ホルター型心電図検査
小型軽量の装置を身につけて、日常生活中,長時間にわたり、心電図を継続的に記録して、これを解析して観察する検査。
下肢静脈瘤手術
下肢静脈瘤手術の根治治療法の1つとして、弁不全を起こしている静脈を外科的に引き抜いてしまう方法。
冠動脈バイパス術
狭くなった心臓の冠動脈に、体のほかの部分から採ってきた血管をつなげて迂回路を作る手術のこと。
大動脈瘤手術
胸もしくはおなかを切開して動脈瘤の代わりに人工血管を縫い付けて埋め込む手術
弁膜症手術
血液の流れを一方向に維持し、逆流を防止する心臓の弁を修復する治療法
循環器系領域の一次診療
循環器系領域における一般的な疾病に対する診断、治療を行うもので、普段の健康管理や疾病の予防なども含む。
心臓カテーテル法による血管内視鏡検査
心臓カテーテル検査の際に冠動脈の血管内視鏡検査を施行して血管内を直接観察することによって治療方針決定に役立てる。
心臓カテーテル法による諸検査
心臓に大腿部や肘等の血管から細長いチューブ(カテーテル)を挿入し、心臓内の各場所の血圧や心拍出量、血中の酸素含有量などを測定し、心機能を詳細に検査するほか、冠状動脈の狭窄の状態などを把握するため、X線造影剤を注入して画像を収集する。
心臓カテーテル法による諸検査(24時間対応)
心臓カテーテル法により、検査、治療を24時間体制でおこなうことが可能なことを言う。
経皮的冠動脈ステント留置術
小さな金属製の網状チューブであるステントを、バルーンと共に冠動脈まで送り、バルーン療法と同じ要領で、狭くなった血管部分をバルーンで膨らませて、バルーンを膨らませることでステントも拡張させる。その結果、ステントが血管の内腔を拡げた状態で支えて血流を維持する。
経皮的冠動脈形成術(PTCA)
アテローム等により狭窄した心臓の冠状動脈を拡張し、血流の増加をはかる治療法で虚血性心疾患に対して行われる。
経皮的冠動脈血栓吸引術
冠動脈内がやわらかい血栓(アテローム)でふさがれている場合、血栓を吸引・除去し血行を改善すること。
開心術
胸部を開いて、一時的に心臓と肺の機能を代行する人工心肺装置を用い、心臓を切開して手術する方法のこと
小児領域
乳幼児の育児相談
乳幼児を対象とした心身の発達、発育、病気子育ての悩みに関しての相談を指す。またより広域に都市部の指定保育所で、「乳幼児健全育成相談事業」として行われた。1993年には、「新エンゼルプラン」などに基づいて「地域子育て支援センター」が設置されて、地域全体で子育てを支援する事業が行われるようになった。
夜尿症の治療
睡眠中に本人の意識なく、排尿をしてしまうことを指す。夜尿症の多くは病的なものは少ないものの病的な原因としては、てんかんや発達障害、多動症、脊髄の病気、膀胱炎などの尿路感染症や腎炎、糖尿病や利尿を抑えるホルモンの異常である尿崩症等がある。
小児アレルギー疾患
小児におけるアレルギー疾患は、特に多いとさせている皮膚炎、食物アレルギー、気管支喘息等、アレルギーによる疾患を対象としている。
小児内分泌疾患
ホルモンは内分泌器官(下垂体、甲状腺、副甲状腺、副腎、性腺、膵など)でつくられ、主に血液を介して他の内臓の機能を調節する物質であり、小児におけるホルモンの産生や分泌のコントロール異常の疾患を言う。
小児呼吸器疾患
乳児や幼児では、成人にくらべると呼吸全般の機能が十分でないために、喘鳴や咳などの症状が出やすく、また感染症の原因で呼吸疾患となることが多く、先天性呼吸器疾患を含む。
小児外科手術
小児や新生児期特有の疾患を対象とする分野。手術によって創傷および疾患の治癒を目指す臨床医学の一分野である。他の外科分野と異なり先天性心疾患等を含めた心臓疾患を除く、頭頚部、胸部(呼吸器)、腹部の小児の全外科疾患を扱う。
小児循環器疾患
小児の循環器疾患として、生まれつき心臓に異常のある先天性心疾患、また後天性心疾患の川崎病冠動脈障害、心膜心筋疾患(心臓移植を必要とする患者さんを含む)、遺伝性系統疾患にともなう心血管病変、小児の自律神経異常(起立性低血圧)などがある。
小児悪性腫瘍
小児の悪性腫瘍は15歳未満の子供がかかる癌をさし、小児癌は、白血病や悪性腫瘍の総称である。一般的に小児に多い癌は白血病、肉腫、造血器腫瘍と言われている。
小児神経疾患
小児神経疾患は種類が非常に多く、病名が数千種類存在する。また広義には筋疾患、発達障害、奇形症候群を含む。
小児糖尿病
糖尿病に、大きく分けりとインスリン依存型糖尿病(1型糖尿病)とインスリン非依存型糖尿病(2型糖尿病)があり小児では、遺伝子の要因とウイルス感染などをきっかけに免疫細胞が活発になり、膵臓のインスリンを産生するβ細胞が破壊され、インスリンが不足するインスリン依存型糖尿病(1型糖尿病)が多いとされている。
小児腎疾患
小児の場合、腎臓病というのは非常に多岐にわり、、先天奇形や遺伝病があり腎、上部尿路、下部尿路までを含める。また腎、尿管、膀胱、尿道を含めて、腎尿路系の疾患と幅広い。乳児期の腎尿路疾患で最も多いのは、尿路感染症と言われている。
小児自己免疫疾患
子供に多い自己免疫疾患をを指す。自分の体の構成成分に反応する抗体やリンパ球を持続して産生してしまうために起こる疾患。
小児血液疾患
小児の血液に関する好発疾患として赤血球異常、白血球異常、血小板異常、凝固異常を対処とした疾患を指す。
小児領域の一次診療
小児科領域における一般的な疾病や軽度の外傷などに対する診断、治療を行うもので、普段の健康管理や疾病の予防なども含む。
小児食物アレルギー負荷検査
アレルゲンを診断するためには、最終的には食物負荷試験であるアレルゲンと考えられる食物を実際に摂取し、原因抗原の特定として症状が出現するかどうかの確認が必要。また除去を解除する際にも食物負荷試験を行い、その食物を安全に食べることができるかを確認する耐性獲得の確認検査を言う。
小児先天性代謝疾患
小児の先天性代謝異常症を指し、生まれつき特定の酵素が欠損していたりして、代謝の働きが阻害されているため起きる症状で、主な原因としては、両親に遺伝的な要因とされている。
脳炎・髄膜炎(小児)
脳は、「脳脊髄関門」により、無菌状態を保っているが、免疫力が低下していると、病原菌(ウイルス、細菌、結核、真菌等)が脳内や髄膜に感染することで脳炎、髄膜炎となり、同時に感染すると、脳髄膜炎と言われる。乳幼児の場合、風邪や麻疹(はしか)、おたふく風邪などに併発する。
腸重積(小児)
典型的な腸重積症は小腸の終りの腸である回腸が大腸に入り込むために生じ、回腸が大腸に入原因としては腸入り込むに分布しているリンパ組織が腫れて大きくなり,この部分から大腸に入っていくと考えられておりますが,時には小腸に ポリープ があったり 膵臓組織が小腸に迷い込んでいたり , メッケル憩室 が生まれつき腸管の一部が袋状に残った場合にはこれらの部分から腸重積となる.
婦人科領域
卵巣悪性腫瘍化学療法
卵巣癌に対し、点滴、飲み薬による抗がん剤で治療すること。卵巣癌は抗癌剤に対して中等度感受性群に属しており、一般的に抗癌剤が比較的よく効くと考えられている。病巣が完全に切除できない不完全手術例や手術不能例でも抗癌剤の奏効率があると言われている。
卵巣悪性腫瘍手術
外科的に卵巣癌を切除すること。一般的に進行癌に対しても積極的な手術療法が有効なことから、治療法として、手術による病巣の摘出が第一となる。
卵巣悪性腫瘍放射線療法
放射線を用い患部に体外から照射する治療法である。一般的に卵巣がんに対する治療は手術療法と化学療法を組み合わせて行うことが主流であり、化学療法抵抗性の再発卵巣癌などの症例において、まれに選択され、疼痛緩和を目的として、病巣局所に対する放射線療法が行われることがある。
婦人科領域の一次診療
婦人科領域における一般的な疾病に対する診断、治療を行うもので、普段の健康管理や疾病の予防なども含む。
子宮悪性腫瘍化学療法
子宮癌に対し、点滴、飲み薬による抗がん剤で治療すること。子宮頸癌は、化学療法(抗癌剤による治療)は、補助的な治療法であり、一般的に手術療法と放射線療法が主として行わる。子宮体癌は、手術療法が第一であり、術後療法として放射線療法や化学療法、あるいは、ホルモン療法を含めた集学的治療が行われる。
子宮悪性腫瘍手術
外科的に子宮癌を切除すること。一般的に子宮頸癌は、手術療法と放射線療法が主として行われる。子宮体癌は、手術療法が第一となる。
子宮悪性腫瘍放射線療法
放射線を用い患部に体外から照射する治療法である。子宮頸癌は、手術療法と放射線療法が主として行われ、子宮体癌の大部分は放射線療法の効きにくい腺癌であることから、治療法としては手術療法が第一とされている。術後療法として放射線療法や化学療法、あるいは、ホルモン療法を含めた集学的治療を行う。
子宮筋腫摘出術
子宮を摘出する子宮全摘手術と筋腫だけを取り除く筋腫核出術とがあり、筋腫核出術は、普通は手術後に妊娠を希望する場合に行われる。筋腫核出術を行っても、きわめて小さい筋腫まで全て取り除く事はできないため、数年後に筋腫がまた症状をあらわすことがある。
更年期障害治療
40歳を過ぎた頃から卵巣の機能が低下し始め、更年期にその低下が急激となり、卵巣から分泌される女性ホルモンの一つであるエストロゲンが減少し、ホルモンバランスの乱れが、自律神経の調節も乱れとなり、ほてり・のぼせ・冷えなど、体にさまざまな不調が現る。ホルモンバランスの乱れによっておこる不調を言う。
腹腔鏡下子宮筋腫摘出術
カメラ(腹腔鏡)や手術器具を体の中にいれて、テレビ画面で観察しながら子宮筋腫を取り除く治療法
乳腺炎重症化予防ケア・指導
乳房のマッサージや搾乳等の乳腺炎に係るケア・授乳や生活に関する指導など重症化や乳腺炎の再発を防ぐための指導
呼吸器領域
呼吸器領域の一次診療
呼吸器科領域における一般的な疾病や軽度の外傷などに対する診断、治療を行うもので、普段の健康管理や疾病の予防なども含む。
在宅持続陽圧呼吸療法(睡眠時無呼吸症候群治療)
睡眠時無呼吸症候群の潜在患者に対して、睡眠時に鼻マスクを使用し、起動に適切な圧力を加えた空気を持続的に送り込むことによって、気道の閉塞を防いで無呼吸・低呼吸をなくす治療法。
在宅酸素療法
病状は安定していますが、体の中に酸素を十分に取り込めないという患者様に対して、長期にわたりご自宅で酸素吸入をする治療法
気管支ファイバースコピー
肺や気管支内を観察すると共に、組織や細胞を採取して正確な診断をつけたり、気管支が狭くなる病気の治療(気管支鏡下治療)に用いられる医療機器。
肺悪性腫瘍化学療法
単剤もしくは2種類以上の抗癌剤を静脈注射や内服する治療法。癌巣を小さくしたり、増殖を抑えたり、転移を予防したりする効果が期待できる。
肺悪性腫瘍摘出術
一般的に肺癌が局所に留まっている場合に適応となり、肺を切除する範囲によって、肺部分切除、肺区域切除、肺全摘(片側肺の切除)がある。肺癌原発巣に関与するリンパ節も同時に摘出する。
肺悪性腫瘍放射線療法
高エネルギーの放射線を体の外から患部に照射し肺癌の細胞を破壊する方法。一般的には1日1回週5日間照射で4~6週間かかります。放射線療法はよく化学療法と組み合われる。
胸腔鏡下肺悪性腫瘍摘出術
胸の中に直径10mm程度のビデオカメラを入れて、胸の中の様子をテレビ画面に映して観察しながら肺癌を摘出する手術。
口腔外科領域
口唇・舌・口腔粘膜の炎症・外傷・腫瘍の治療
粘膜疾患とは舌・頬・歯肉・口蓋などの口中の表面のピンク色をした粘膜から発生する病気を言う。口腔粘膜のみに生じる病変を生じる場合、全身疾患の部分症状として粘膜に症状を現す場合、皮膚疾患の部分症状としての病変を現す場合、また悪性腫瘍の場合もある。
唇顎口蓋裂治療
唇顎口蓋裂は一般に兎唇(としん)、みつくちといわれ唇や口の中がわれているものをいい顔面先天奇形のひとつである。手術にて口唇形成術を行う。反対咬合となることが多く、歯科矯正治療を必要とする。出生直後から成人になるまでの種々な長期間の治療が必要となる。
埋伏歯抜歯
埋伏歯とは、智歯(親しらず)など歯槽骨の中に埋まっている歯を指し、埋伏歯を抜歯(抜く)すること。
顎変形症治療
顎変形症とは、上あご(上顎骨)または下あご(下顎骨)あるいはその両方の大きさや形、位置などの異常によって、顔面の変形と、かみ合わせの異常を起こしている状態をいう。外科手術で口腔領域を正常にする。軽度のものは、外科手術を行わず、歯列矯正のみで改善する。
顎関節症治療
顎関節の周辺に何らかの異常があり、あごが痛い、あごが鳴る、口が開けづらい等の症状で慢性的な疾患を総称して顎関節症と呼ぶ。この顎関節症の治療方法として、運動療法、薬物療法、スプリント療法(顎関節症用マウスピース) 、マニピュレーション法 、外科的手術 がある。
顎骨骨折治療
顎骨骨折とはあごの骨が砕けたり折れたりすることを指し、咬み合わせがずれないように固定(顎間固定)を行う。顎間固定を行うに際しては手術により骨折部位をプレートやスクリューで固定する方法と手術をせずに顎間固定のみを行う方法があり、手術を行うか否かは骨折部位、骨片の偏位などから決定される。
口腔領域の腫瘍の治療
口の中にできた出来物の治療
内分泌・代謝・栄養領域
インスリン療法
糖尿病の薬物療法で、不足しているインスリン(インシュリン)を注射により体外から取り入れる治療方法。
内分泌機能検査
細胞が放出する化学伝達物質(ホルモン)を血管内へ放出することにより、ホルモンは生体内代謝、生物の成長と生命の維持に不可欠な物質であり、ホルモンの量が多すぎたり、少なすぎたりすることで様々な病気を生じさせることから、このホルモンに関する検査を言う。
内分泌・代謝・栄養領域の一次診療
内分泌・代謝・栄養領域領域における一般的な疾病に対する診断、治療を行うもので、普段の健康管理や疾病の予防なども含む。
副腎悪性腫瘍手術
外科的に副腎癌を切除すること。一般に副腎がんは手術以外に有効な治療法がないと言われ、転移がない副腎癌(stage Ⅰ-Ⅲ)は、手術が第一選択となる。なお手術の後にミトタンによる薬物療法を追加することがある。
副腎腫瘍摘出術
外科的に副腎腫瘍を切除すること。一般に副腎腫瘍はほとんどの場合は良性腫瘍をさし、副腎腫瘍は副腎にできる腫瘍の総称とされている。
甲状腺悪性腫瘍化学療法
甲状腺癌に対し、点滴、飲み薬による抗がん剤で治療すること。一般に健康な組織に近い腫瘍には効果が低く、健康な組織に遠い腫瘍には効果が高い。悪性度の低い乳頭癌や濾胞癌は、抗癌剤の効果は低い。未分化癌は悪性度が強すぎて抗癌剤の効果が低い。甲状腺由来の悪性リンパ腫にはR-CHOPなどの免疫化学療法が奏功する場合がある。
甲状腺悪性腫瘍放射線療法
放射線を用い患部に体外から照射する治療法である。一般に手術の補助療法、転移の増殖抑制などにしばしば利用される。
甲状腺腫瘍手術
外科的に甲状腺癌を切除すること。甲状腺癌に対する治療の基本は手術となり、腫瘍の大きさが1センチ未満の場合で周囲のリンパ節に転移の疑いが無く、反回神経に近くない場合はまずは経過観察、腫瘍の大きさが1センチから2センチまでの場合はリンパ節転移の疑いが無ければ病変がある側の甲状腺半分を切除(葉峡部切除術)、それ以上の大きさの場合は全摘術を標準としている。
糖尿病による合併症に対する継続的な管理・指導
糖尿病は完治はできないことから、代謝を正常に保って直接の症状、急性合併症、慢性合併症が発症しないよう検査(血糖自己測定を含む)を行い、管理、指導を行い糖尿病をコントロールする糖尿病をコントロールすること。
糖尿病患者教育(食事療法、運動療法、自己血糖測定)
糖尿病患者に対し、良好な代謝コントロールを達成,維持し,合併症の発症を予防し,進展を抑制するために,、医師、看護師、薬剤師、栄養士、臨床検査技師、理学療法士が、療養指導を実施すること。
乳腺領域
乳腺悪性腫瘍化学療法
乳癌に対し、点滴、飲み薬による抗がん剤で治療すること。術前化学療法は、手術前に抗がん剤治療を行い、温存療法が可能な大きさにまで癌を縮小させる。術後補助療法は、微小転移を根絶し、再発を予防するために行われる。
乳腺悪性腫瘍手術
外科的に乳癌を切除すること。一般的に他の臓器に転移していないときには、手術が行われ、胸筋温存乳房切除術と乳房温存術とあり、近年乳房温存術の方が多くなってきている。両術式ともに腋窩郭清(腋の下のリンパ節をとってくる手術)を行うのが標準であるが、早期に乳癌がみつかることが多くなったため、腋窩郭清を省略している。
乳腺悪性腫瘍放射線療法
放射線を用い患部に体外から照射する治療法である。一般に乳癌のほとんどは放射線が効きにくいとされている腺癌であるが、腺癌の中では最も放射線が効く癌と言われ、乳房温存手術後、乳房切除術後、手術不能な進行乳癌の術前治療、再発・転移性乳癌治療に利用されている。
乳腺領域の一次診療
乳腺領域における一般的な疾病に対する診断、治療を行うもので、普段の健康管理や疾病の予防なども含む。
リハビリ領域
呼吸器リハビリテーション
呼吸機能障害の改善、予防のため、呼吸介助と呼吸補助筋のマッサージ、排痰練習、呼吸困難を軽減するための効果的な呼吸法の練習を行う事。
心大血管疾患リハビリテーション
心臓リハビリテーションは術後2週間程度から行い、集団運動・自転車エルゴメータや筋力増強運動を主体とし、社会復帰への準備(体力の回復)・再発予防を目的とした訓練。
摂食機能療法
食物を認識してから口に運び、取りこんで咀嚼して飲み込むまでの障害に対し指導、訓練すること。
脳血管疾患等リハビリテーション
脳梗塞、脳出血などを中心とする脳血管障害により、臥床に伴う廃用症候群を含めた機能訓練、ADL訓練、高次脳機能訓練、嚥下訓練、言語訓練などの訓練のこと。
視能訓練
リハビリテーション訓練のうち、主に斜視や弱視の回復(両眼視機能の改善)を目的として、医師の指導のもと専門の視能訓練士が行うもの。視力障害防止の指導も含む。
運動器リハビリテーション
整形外科領域を中心とする運動機能障害により、筋力維持増強訓練、関節可動域訓練、歩行訓練、日常生活動作訓練を行うこと。
障害児リハビリテーション又は障害者リハビリテーション
障害児、障害者の機能改善、予防のため訓練のこと。
難病患者リハビリテーション
難病疾患患者の機能改善、予防のため訓練のこと。
廃用症候群リハビリテーション
患者の状態に合わせて、手足の運動や歩行の練習を行ったり、レクリエーションを行う治療
がん患者リハビリテーション
がんの治療によって低下した機能や残った機能の回復・向上を目指したり、呼吸困難やむくみや痛みといった症状を緩和する為にリラクゼーション・運動などを行う治療
認知症患者リハビリテーション
作業療法、学習訓練療法、運動療法等を組み合わせて、認知症の行動・心理状態の改善や社会生活機能の回復を目的する治療
その他
在宅における看取り
高齢者の増加と共に在宅における終末期の医療およびケアの要望が高まっており、在宅医療における導入期、安定期、急性増悪期、終末期の各ステージのケア最後の看取りに至るまでを言う。
外来での化学療法
癌の化学療法は新薬の開発、副作用の軽減、管理方法の進歩により、外来でも癌治療の選択しとして患者が自宅で通常の生活を送りながら化学療法を受ける事が出来る様になった。
摂食機能障害の治療
うまく飲み込めない運動障害を摂食機能障害と言う。虫歯や歯槽膿漏など痛みによる一時的なもの、口腔ガンの手術後や口蓋裂に伴う形態異常によるもの、神経・筋障害によるもの、老化(機能減退)に伴うものの4つに大きく分類でき、その症状に応じた治療を指す。
漢方医学
漢方を専門に研修した医師により、脈診・舌診・腹診など東洋医学の伝統的な診療方法に基づいて、個々の患者さんに最も適した伝統的な漢方薬を用いて治療を行う。
鍼灸治療
鍼灸治療は、鍼を媒体として物理 刺激を生体に加え、生体反応を誘発 し、くずれた生体バラ ンスや内部環境を正常に戻すことで生体の組織、器官の機能的、構造 的異常を改善又は回復する。
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